【12月13日 AFP】11-12イングランド・プレミアリーグは12日、第15節の1試合が行われ、チェルシー(Chelsea)がマンチェスター・シティ(Manchester City、シティ)を2-1で下した。

 リーグ戦首位に立つシティは、敵地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で今季リーグ戦初黒星を喫した。

 試合開始早々、シティはセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)からのパスを受けたマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)がゴールキーパー(GK)ペトル・チェフ(Petr Cech)をかわしてボールを流し込み先制点を挙げた。

 しかし、降雨の中でチェルシーは前半34分にダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)のクロスにラウル・メイレレス(Raul Meireles)が合わせて同点に追いつき、前半を1-1で終えた。

 迎えた後半13分、ハーフタイム後にすでに警告を受けていたシティのガエル・クリシー(Gael Clichy)がラミレス(Ramires Santos do Nascimento)へのファウルでこの試合2枚目のイエローカード受け退場処分となった 。

 すると、試合が残り時間10分を切ったところでスターリッジのシュートがペナルティーエリア内にいたジョレオン・レスコット(Joleon Lescott)の腕に当たったとしてチェルシーにペナルティーキック(PK)が与えられると、途中出場のフランク・ランパード(Frank Lampard)がこれをゴールに突き刺し、チェルシーが逆転勝利を収めた。

 これでチェルシーは、決勝トーナメント進出を決めた欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)を含めて12月に入ってからの公式戦で3連勝を飾り、リーグ戦でもシティと勝ち点7差の3位に浮上した。

 一方、欧州チャンピオンズリーグではグループリーグ敗退を喫したシティは、2位のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を5に広げるチャンスを逃している。(c)AFP/Ian Winrow