【12月1日 AFP】カーリング杯2011-12(Carling Cup 2011-12)は30日、準々決勝の1試合が行われ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が、チャンピオンシップ・リーグ(2部)のクリスタルパレス(Crystal Palace)に延長の末1-2で敗れた。

 先発メンバーを大幅に入れ替えたマンチェスター・ユナイテッドに対し、リーグ戦ここ5試合でゴールすら挙げることができていなかったクリスタルパレスが勝利した。

 試合開始早々にクリスタルパレスに主導権を握られたマンチェスター・ユナイテッドはその後、ファビオ(Fabio da Silva)が前半途中に、ディミタール・ベルバトフ(Dimitar Berbatov)が前半終了後に負傷交代、さらに後半19分にはファビオの双子の兄弟であるラファエウ(Rafael da Silva)も交代を強いられた。

 すると、0-0で迎えた同20分にクリスタルパレスはダレン・アンブローズ(Darren Ambrose)がミドルシュートを突き刺し先制。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは同24分にペナルティーキック(PK)を得ると、これをフェデリコ・マケダ(Federico Macheda)が沈めて同点とした。

 試合はそのまま延長戦に入り、迎えた同前半8分にクリスタルパレスはグレン・マレー(Glenn Murray)が勝ち越しゴールを決めると、その後のマンチェスター・ユナイテッドの猛攻を凌ぎ、1989-90シーズン以来となるオールド・トラフォード(Old Trafford)での勝利を挙げ、準決勝進出を決めた。(c)AFP/Graham Chase