【8月15日 AFP】11-12イングランド・プレミアリーグは14日、開幕戦が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は、0-0でストーク・シティ(Stoke City)と引き分けた。

 チェルシーは、ストーク・シティのGKアスミール・ベゴヴィッチ(Asmir Begovic)が試合後半に再三に渡って見せた好セーブに阻まれ、12シーズンぶりにリーグ開幕戦を勝利で飾ることができずに終わった。この結果は、FCポルト(FC Porto)からチェルシーの指揮官に就任したアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)新監督にとっても、もどかしい初戦となった。

 チェルシーは後半10分、フランク・ランパード(Frank Lampard)がペナルティーエリア内でマーク・ウィルソン(Marc Wilson)に倒され、ペナルティーキック(PK)をつかむかと思われたがファウルはとられず、ストーク・シティの本拠地ブリタニア・スタジアム(Britannia Stadium)で予期された激しい争いは公平な結果に終わった。

 ビラス・ボアス監督は、前線にディディエ・ドログバ(Didier Drogba)ではなくフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)を先発起用。トーレスはそのひらめきを垣間見せたものの、チェルシーは、移籍加入のジョナサン・ウッドゲート(Jonathan Woodgate)の補強で絶妙に組織化されたストーク・シティの守備陣とベゴヴィッチの牙城を崩すことはできなかった

 同日行われた試合では、10-11シーズン王者のマンチェスター・ ユナイテッド(Manchester United)がウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)に2-1で勝利している。(c)AFP/John Percy