【7月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は18日、所属するアルゼンチン代表フォワード(FW)のカルロス・テベス(Carlos Tevez)のコリンチャンス(Corinthians)への移籍に合意したと明かした。

 マンチーニ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「現在、コリンチャンスと合意しているが、まだカルロスはシティの選手だ」と語った。同局は、テベスとコリンチャンスが条件面で合意に至れば、契約が結ばれると報じている。

 また、コリンチャンスがテベス獲得のために提示したオファーに対し、シティが更なる移籍金を要求したため、コリンチャンスは移籍金を増額したと伝えられている。

 マンチェスター(Manchester)を出て、自身の子供が暮らしている南米に移り住むことを望んでいるテベスは同日、「コリンチャンスに戻ることには何の問題もない」と語り、2005年シーズンにリーグ優勝を飾ってファンの心つかんだ古巣への復帰を歓迎している。

 テベスは2006年にコリンチャンスからウェストハム(West Ham)に移籍、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を経てシティに加入し、2010-11シーズンはチームのFAカップ2010-11(FA Cup 2010-11)優勝と欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)出場権獲得に貢献した。(c)AFP