【3月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するポルトガル代表のジョゼ・ボジングワ(Jose Bosingwa)がひざの負傷のため今シーズン中の復帰が絶望となり、6月の2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)も欠場する見込みとなった。

 ボジングワはひざの手術から復帰し、軽い練習を再開していたが、再び手術が必要となった。チェルシーのレイ・ウィルキンス(Ray Wilkins)アシスタントコーチは、「彼は今シーズン絶望で、W杯も欠場する」と話している。

 プレミアリーグ、FAカップ2009-10(FA Cup 2009-10)、欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)の3冠を目指すチェルシーにとって、ボジングワの離脱はさらなる打撃となった。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督率いるチェルシーは、すでに主力選手3人が負傷で戦列を離れている。ミカエル・エシアン(Michael Essien)がひざの負傷、アシュリー・コール(Ashley Cole)が足首の骨折で離脱しており、ペトル・チェフ(Petr Cech)もふくらはぎの負傷であと2週間は欠場する見込みとなっている。

 ボジングワは、2009年10月に行われたアストン・ビラ(Aston Villa)戦でひざを負傷していた。(c)AFP