【2月28日 AFP】(記事更新、写真追加)09-10イングランド・プレミアリーグ、ストーク・シティ(Stoke City)対アーセナル(Arsenal)。試合はアーセナルが3-1で勝利した。

 優勝への望みを繋いだアーセナルだったが、アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)が重傷を負った出来事が試合に影を落とした。

 19歳ながらも高い評価を受けるウェールズ代表のラムジーは、後半20分にストークのライアン・ショウクロス(Ryan Shawcross)のタックルを受け、病院に搬送された。タックルをしたショウクロスはレッドカードで退場となった。ラムジーの今後を左右する可能性もある負傷の映像は不快であると判断され、テレビ局はリプレイ映像を流さなかった。

 ショウクロスは明らかに取り乱し、目に涙を浮かべてピッチを後にした。今回の出来事は、同じアーセナルのエドゥアルド・ダ・シルバ(Eduardo Da Silva)がバーミンガム・シティ(Birmingham City)戦でマーティン・テイラー(Martin Taylor)のタックルを受け、左足首の骨折と脱臼を負った約2年前の試合を思い起こさせるものとなった。

 試合は前半8分にストークがダニー・ピュー(Danny Pugh)のリーグ戦初得点で先制するも、同32分にニクラス・ベントナー(Nicklas Bendtner)の得点で同点に追いついたアーセナルは、後半ロスタイムにピューのハンドで得たペナルティーキック(PK)からセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が得点を決めて勝ち越し、その後トーマス・フェルマーレン(Thomas Vermaelen)が立て続けに追加点を挙げた。(c)AFP/Neil Johnston