【5月6日 AFP】英紙ガーディアン(The Guardian)紙は5日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するフランス代表のミッドフィールダー(MF)、フランク・リベリ(Franck Ribery)に対して史上最高額となる移籍金7000万ユーロ(約92億円)の条件を提示したと報じた。

 同紙は、2001年にレアル・マドリード(Real Madrid)がジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)獲得の際に支払った移籍金6600万ユーロを上回る今回のオファーは、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のレアル・マドリードへの売却が前提であるとしている。

 リベリが前週、リーグ連覇に苦戦するバイエルンに対して2009-10シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権を獲得できなかった場合は退団すると発言したことを受け、今回の報道はなされた。

 これまでリベリの退団を拒んできたバイエルンは前週末、同選手を売却する可能性を示唆したが、売却先はスペインリーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)かレアル・マドリードだとしていた。(c)AFP