【12月25日 AFP】アルゼンチン代表前監督のアルフィオ・バシーレ(Alfio Basile)氏は24日、いくつかのオファーを受けており、そのなかにはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)のオファーも含まれていたことを明かした。

 地元テレビ局TyC Sportsでバシーレ氏は、「私はマンチェスター・シティから、イングランドから、そしてアラブ首長国連邦(United Arab Emirates、UAE)からのオファーを受けており、そのすべてに対し考察中である」と語り、「私は監督業を続けたいと考えている。ある人々は高齢であると言うが、6月もしくは7月には戻ってきたいと考えている」と胸中を明かした。

 2008-09年シーズンからアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社アブダビ・ユナイテッド・グループ・デベロップメント・アンド・インベストメント(Abu Dhabi United Group for Development and Investment、以下ADUG)がマンチェスター・シティを買収したことで、同クラブは世界でも有数の財力を持つクラブとなり、2008年9月1日には4200万ユーロでブラジル代表のロビーニョ(Robinho)を獲得した。

 しかし12月21日に行われた08-09イングランド・プレミアリーグ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、以下WBA)戦で1-2と敗れ、降格圏内の18位(12月22日現在)と低迷しており、マーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督は切迫した状況下に置かれている。(c)AFP