【11月1日 AFP】08-09イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)対リバプール(Liverpool FC)。試合は後半ロスタイムに途中出場のロマン・パフリュチェンコ(Roman Pavlyuchenko)が決勝点を挙げたトッテナムが2-1で勝利し、リバプールにシーズン初黒星をつけた。

 ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督率いるリバプールは、前半立ち上がりにディルク・カイト(Dirk Kuyt)のゴールで先制し、敵地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)で試合を支配したが、ジェイミー・キャラガー(Jamie Carragher)のオウンゴールで同点として息を吹き返したトッテナムは、ゴールの枠を3度も叩いたリバプールから逆転勝利を収めた。

 この結果はハリー・レドナップ(Harry Redknapp)新監督になって無敗と目覚しい復活を遂げたスパーズ(Spurs、トッテナムの愛称)の新たなトピックスとなり、初采配のボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)戦で勝利(2-0)し、続くアーセナル(Arsenal)戦では4-4で引き分けているレドナップ監督は、ポーツマス(Portsmouth FC)からトッテナムの指揮官に転身してから3試合で2勝1分けの成績を収めている。

 一方の敗れたリバプールは、同日の試合でサンダーランド(Sunderland AFC)に5-0で快勝したチェルシー(Chelsea)に勝ち点で並ばれ、得失点差により首位の座を明け渡している。(c)AFP/Jon West