
【2月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を指揮するアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は現地12日、訪問先の南アフリカで行われた記者会見で、議論を呼んでいるプレミアリーグの海外開催はイングランドではほとんど支持を得られないとの見解を示した。
先日発表された試案では開催地の有力候補の一つに挙げられているヨハネスブルグ(Johannesburg)で会見を行ったファーガソン監督は、皮肉を交えて「素晴らしいアイデア」と呼んだプレミアリーグの海外開催の計画が秘密裏に進行していたことに対する不快感を再び露にした。
ファーガソン監督は「8日に私が記者会見を行う直前にこの素晴らしいアイデアが突如として新聞紙面を賑わせたことには驚かされた。どのようなものであれ決定が下される前に全てのクラブには議論する機会がなければならない」と語っている。
ファーガソン監督は南アフリカや米国や極東を訪れマンチェスター・ユナイテッドの応援基盤を築くことの重要性は認めつつも、現在の全38試合から39試合に増やして行う海外での試合をシーズン半ばに実施するという提案について「イングランドでは当面いかなる賛同も得られない」とし、イングランドのファンは拒絶するとの見解を示している。
プレミアリーグ(EPL)のチーフ・エグゼクティブであるリチャード・スクダモア(Richard Scudamore)氏は、海外で行う1試合で各クラブは500万ポンド(約10億5000万円)以上の収入を得られると試算している。
ファーガソン監督はシーズンオフの7月に南アフリカの2大クラブ、オーランド・パイレーツ(Orlando Pirates)とカイザー・チーフス(Kaizer Chiefs)が参加するトーナメントを行うことを発表するために南アフリカを訪れており、過去3年で2度目の南アフリカ遠征を行うマンチェスター・ユナイテッドの目的は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)を開催するサッカー人気の高い同国でのマーケティング機会を得るためであり、ファーガソン監督は「我々がここにいる理由の一つは、2010年に向けて南アフリカは注目が高まっていることを確認するためだ」と語っている。
また、同10日に行われたリーグ第26節でマンチェスター・シティ(Manchester City)に1-2で敗れたマンチェスター・ダービーでの敗北については「結果にはそこまでうろたえていない。どちらに転んでもおかしくない試合だった」とし、最大のライバルでリーグ首位に立つアーセナル(Arsenal)とのFAカップ2007-08(FA Cup 2007-08)5回戦を同16日に控えるチームのムードに影響を与えることはないとしている。(c)AFP




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