写真は、ブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)とのFAカップ準決勝を制し、ユニフォームをスタンドへ投げ込もうとするバラック(2007年4月15日撮影)。(c)AFP/ANDREW YATES
【ベルリン/ドイツ 1日 AFP】4月22日のイングランド・プレミアリーグ、ニューカッスル(Newcastle)戦で左足首を負傷し、27日にミュンヘンで手術を受けたドイツ代表のミヒャエル・バラック(Michael Ballack)が、所属するチェルシー(Chelsea)から手術は必要なかったとして非難されていると、英紙「デイリー・エクスプレス(Daily Express)」は報じた。
記事によると、手術により今季絶望と見られているバラックに対してチェルシーは、リバプール(Liverpool)との欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・準決勝・第2戦やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのFAカップ(FA Cup)・決勝を欠場し、6月に行われる欧州選手権2008(Euro 2008)・予選に集中する為に行った手術はチームの意志に反しているとし、怒りを表しているとの事である。
またチェルシーは、昨季までのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)時代と同様のプレーを今季見せることが出来なかったバラックに対し、過密日程の現状で欠場することはチームに対する責任を放棄しているとして非難しているとの事である。
デイリー・エクスプレスは、報道に対するドイツサッカー協会(DFB)とバラックの反論も伝えている。
DFBの広報を務めるハラルト・シュテンゲル(Harald Stenger)氏は、「代表のチームドクターは、診断に基づいて緊急に手術が必要であったと我々に報告した。バラックの左足首に細かい骨の破片を発見したため、そのままの状態でこれ以上トレーニングや試合に臨むことは、例えバラックのキャリアを傷つけようとも選手生命を危機にさらすと判断し手術を行った。手術を行う前には、チェルシーのチームドクターに報告を行った。チェルシーのチームドクターは、ニューカッスル戦後にバラックの診察を行ったが、損傷を見つけることは出来なかった」と協会の見解を述べチェルシーを非難したと伝えている。
また非難の対象とされるバラックは報道に対し、「6月の代表の試合を念頭に置いて手術を受けたというのなら、馬鹿げている。サンマリノとの予選のために、FAカップ決勝やチャンピオンズリーグ準決勝を欠場する選手がどこにいる」と反論し、「チームと共にリバプールと戦いたかった。今季中の復帰を諦めていない」と語り、今季中の復帰を目指すことを明らかにしたとも伝えている。
バラックは現在、手術を受けた左足はギプスで固定されているものの週末にはロンドンに戻り、リハビリを行っていく予定とのことである。
写真は、ブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)とのFAカップ準決勝を制し、ユニフォームをスタンドへ投げ込もうとするバラック(2007年4月15日撮影)。(c)AFP/ANDREW YATES
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