【10月23日 AFP】11-12スペイン1部リーグは22日、第9節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のハットトリックなどでマラガ(Malaga CF)を4-0で下し、首位に浮上した。

 前半11分にゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)のゴールで先制したレアル・マドリードは、クリスティアーノ・ロナウドが同23分、28分、37分とわずか15分の間にハットトリックを達成して、勝ち点3を獲得した。

 一方、FCバルセロナ(FC Barcelona)はセビージャFC(Sevilla FC)に0-0で引き分けた。

 ここ5試合無失点のバルセロナは、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)やダビド・ビジャ(David Villa)が再三ゴール前に迫ったものの、セビージャのゴールキーパー(GK)ハビ・バラス(Javi Varas)のスーパーセーブに阻まれた。

 試合は、FCバルセロナがペナルティキック(PK)を獲得した後半ロスタイムに荒れた展開となり、セビージャのフレデリック・カヌーテ(Frederic Kanoute)とフェルナンド・ナバロ(Fernando Navarro)が退場処分を受けた。しかし、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が蹴ったこのPKは、バラスが再び好セーブで阻み、ドローに終わったバルセロナは、リーグ首位の座を最大のライバルであるレアル・マドリードに明け渡している。(c)AFP/Tim Hanlon