【5月11日 AFP】10-11スペイン1部リーグは10日、第36節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid、以下レアル)がクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のハットトリックなどでヘタフェ(Getafe CF)を4-0で下し、優勝へのかすかな望みをつないだ。

 この日のレアルの勝利によって、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリーグ優勝の行方は、少なくとも1日持ち越されることとなった。バルセロナは、11日のレバンテ(Levante)戦を皮切りに残る3戦のうちで、勝ち点1を獲得さえすれば3期連続の優勝が決まる。

 一方、レアルが優勝を逃したとしても、得点王のタイトルは、ほぼC・ロナウドの手中にある。7日のセビージャFC(Sevilla FC)戦で4得点をあげ、今回のヘタフェ戦でもハットトリックを達成したC・ロナウドは、通算ゴール数を36として、得点ランキング2位のバルセロナのリオネル・メッシ(Lionel Messi)に5得点の差をつけて首位を保っている。(c)AFP/Phil Seery