【4月10日 AFP】10-11スペイン1部リーグは9日、第31節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)が3-1でアルメリア(UD Almeria)を下し、2位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を8のままとして、優勝へ前進した。

 バルセロナは、後半4分にアルメリアのミゲル・アンヘル・コロナ(Miguel Angel Corona)に先制点を奪われたが、その得点で息を吹き返した。バルセロナは、ダビド・ビジャ(David Villa)が倒されて得たペナルティーキックをリオネル・メッシ(Lionel Messi)が沈めて同点とすると、コーナーキックからティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)がヘディングで勝ち越しゴールを決め、ロスタイムには再びメッシがゴールを決めた。

 この試合の開始前に、2位のレアル・マドリードが3-0でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に勝利していたため、バルセロナが敗れていれば次節行われるエル・クラシコ(el clasico)での直接対決が面白くなっていたかもしれない。

 またセビージャFC(Sevilla FC)は、マジョルカ(RCD Mallorca)と2-2で引き分けたものの、レアル・マドリードに敗れたアスレティック・ビルバオを抜き5位に順位を上げている。また、この試合でマジョルカの家長昭博(Akihiro Ienaga)が移籍後初得点を挙げている。(c)AFP/Tim Hanlon