【3月20日 AFP】10-11スペイン1部リーグ第29節は19日、各地で試合が行われ、2位のレアル・マドリード(Real Madrid、以下レアル)は、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid、以下アトレティコ)とのダービーマッチで2-1と勝利した。一方、首位のFCバルセロナ(FC Barcelona)も2-1でヘタフェ(Getafe CF)に勝利したため、両チームの勝ち点差は変わらず5のままとなっている。

 レアルは、前半11分にリーグ戦4試合で7得点目となるカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のゴールで先制すると、同32分にはメスト・エジル(Mesut Ozil)が追加点を挙げ、その後アトレティコの反撃を試合終了間際のセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のゴールのみに抑えた。この白星によりレアルは、今季公式戦でのアトレティコ戦で4連勝(リーグ戦で2試合、スペイン国王杯(Copa del Rey 2010-11)で2試合)を記録。一方のアトレティコは、1999-2000シーズン以来となるレアルからの勝利を挙げることは出来なかった。

 バルセロナは、前半17分にダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)の得点で先制すると、後半5分にボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)が自らのリーグ戦通算100試合出場を祝う得点で追加点を決め、その後のヘタフェの反撃を1点に抑えた。

 ボージャンは、リーグ史上3番目の若さで100試合出場を飾った。(c)AFP/Phil Seery