【8月18日 AFP】(19日写真追加)サッカードイツ代表のメスト・エジル(Mesut Ozil)がスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍することが17日、分かった。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は同日、エジルがレアル・マドリードと契約を交わすため、クラブを退団したと発表。ゼネラルマネージャー(GM)のクラウス・アロフス(Klaus Allofs)氏は、「われわれは、次のステップに進みたいというメストの希望を尊重した」と話している。

 レアル・マドリードはクラブの公式サイトで、エジルが18日にマドリード(Madrid)でメディカルチェックを受け、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で入団会見を行うと発表している。

 移籍金は明らかにされていないが、スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)は1500万ユーロ(約16億5000万円)とみており、年俸500万ユーロ(5億5000万円)の6年契約でエジルが契約書に署名すると報じている。

 エジルは2008年1月にシャルケ04(Schalke 04)からブレーメンに移籍。71試合に出場し、12得点を記録している。ドイツが3位に入ったW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)ではチームの中核を担い、評価を高めていた。(c)AFP