【8月13日 AFP】スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は12日、就任直後の6月に一時は戦力外としたサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)について言及し、2008-09シーズンも戦力として頼りにしていると語った。

 グアルディオラ監督は「私は就任会見で彼を当てにしていないと言ったが、同時に他の選手と同じように扱うとも言った。私の仕事はクラブから与えられた選手の良いパフォーマンスを引き出すことだ。我々は数週間にわたって行動を共にし、彼にはピッチ上だけでなくチームメイトとの関係という点でもとても満足している。このことで彼をチームに残すことを決めた。才能豊かな選手なので、素晴らしいパフォーマンスを確信している」と語っている。

 また、グアルディオラ監督はエトー自身がバルセロナ残留を望み、チームメイトもアフリカ年間最優秀選手に3度輝いている同選手が引き続きチームの一員であることに満足していることを明かしている。

 フランク・ライカールト(Frank Rijkaard)前監督の後任に指名された直後の就任会見でグアルディオラ監督は、現在27歳のエトーをはじめデコ(Deco)とロナウジーニョ(Ronaldinho)のスター選手3人は戦力外であると発言していた。(c)AFP