【1月23日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のバレンシア(Valencia)に所属するダビド・アルベルダ(David Albelda)は現地22日、ロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督からの冷遇を受け、サッカー界から完全に引退する準備ができていることをスペインのエル・ムンド(El Mundo)紙に対して語った。

 現在30歳のアルベルダは「チームからは外されて、通常の練習さえさせてもっらていません。こんな待遇に置かれるような立場ではないし、理由も分かりません。サポーターも知らずにはいられないでしょう。サッカー界からの引退も考えています」と、その苦悩を語った。

 スペイン代表のルイス・アラゴネス(Luis Aragones)監督は、自身の所属するクラブでコンスタントに出場していない選手が欧州選手権2008(Euro 2008)の代表チームに名を連ねるのは困難であると、これまで同代表として50試合に出場しているアルベルダの件を受けてコメントしている。

 2007年10月に就任したクーマン監督は12月に入り、アルベルダと37歳になるゴールキーパーのサンチアゴ・カニサレス(Santiago Canizares)と30歳のミゲル・アングーロ(Miguel Angel Angulo)の3人がチームの構想外にあることを明らかにしている。(c)AFP