【7月14日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)は、バルセロナ(Barcelona)からハビエル・サビオラ(Javier Saviola) を獲得したことを正式発表し、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で入団発表会見を行った。

 2001年にアルゼンチンのリーベル・プレート(River Plate)からバルセロナに入団した同選手は、同クラブで133試合出場し49得点を記録したが、04-05シーズンにフランス・リーグ1のモナコ(Monaco)、その翌シーズンにはセビージャ(Sevilla)と他チームへのレンタルが続き、06-07シーズンに再びバルセロナへ復帰するも控え要員として扱われていた。

 チームと年俸250万ユーロ(約4億円)の4年契約を結んだサビオラは古巣に対し「多くの事が解決されず、後味の悪い退団となってしまった。バルサのサポーターにサヨナラを言えなかったことが残念だ」とコメントした。

 9日のベルント・シュスター(Bernd Schuster)新監督就任以降、クリストフ・メツェルダー(Christoph Metzelder)、ペペ(Pepe)を獲得しているレアル・マドリードだが、スペインのマスコミによる報道によるとイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するアリエン・ロッベン(Arjen Robben)、ポルトガル・スーペルリーガのFCポルト(FC Porto)に所属するリカルド・クアレズマ(Ricardo Quaresma)、オランダ・エールディビジのフェイエノールト(Feyenoord)に所属するロイステン・ドレンテ(Royston Drenthe)の獲得に乗り出していると報じられている。(c)AFP