【5月29日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のバルセロナ(Barcelona)は、26日に行われた第36節のヘタフェ(Getafe)戦で報復行為によりレッドカードを受けたロナウジーニョ(Ronaldinho)の処分に対し抗議していることが28日に明らかとなった。

 前半2分に試合で唯一の得点を決めてチームを勝利に導いたロナウジーニョは、前半40分にヘタフェのダビド・ベレンゲル(David Belenguer)からファウルを受けた後に足を振り上げた行為が報復行為とみなされ、ペレス・ブルール(Perez Burrull)主審から退場処分を受けていた。

 バルセロナは、29日にもスペインサッカー連盟の規律委員会に証拠の映像と共に正式に処分に対して抗議することをクラブのウェブサイト上で明らかにしている。

 リーグ3連覇を目指すバルセロナは、第36節を終えて首位レアル・マドリード(Real Madrid)と勝ち点72で並びながらも直接対決の結果により2位につけており、処分が軽減されない場合ロナウジーニョは、第37節のエスパニョール(Espanyol)戦と最終第38節のヒムナスティク(Gimnastic)戦に出場できないことになる。(c)AFP