【9月7日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は6日、各地で試合が行われ、グループIのフランスはグルジアと0-0で引き分け、来年の本大会に自動的に出場できるグループ首位通過は厳しい状況になった。

 同日行われた試合で前回王者スペインが2-0でフィンランドに勝利しており、5試合連続で無得点に終わった2位フランスと首位スペインとの勝ち点差は3に広がった。

 予選6試合を終えて現在勝ち点14のスペインは、ホームでベラルーシとグルジアとの対戦を残している。そしてフランスは、ベラルーシ、フィンランドとの2試合を残しているものの、照準はプレーオフに進出できるグループ2位の確保になる。

 この試合でフランス代表での無得点時間を約65分も伸ばしたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)は、「僕らは落胆している。0-0で引き分けて、スペインに追いつくためには勝ち点3差を詰めなければならなくなった。どうすることもできない」と語った。

「それは複雑な問題だ。僕らは勝つこともできず、ゴールも決められていない。良い所が見当たらないんだ。今は困難な時期を迎えている。僕らが最後に得点を挙げてから、もう長い時間が経過しているんだ」

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