【6月10日 AFP】サッカー、「日本・イタリアOB戦」が9日、東京・国立競技場(National Stadium)で行われ、日本OBチームの「Jリーグ・レジェンド・プレーヤーズ」とイタリアOBチームの「グロリエ・アッズーレ」は2-2で引き分けた。

 Jリーグの発足20周年を祝して行われた一戦で、イタリアの往年の名選手らが数万人の観客を魅了した。

 グロリエ・アッズーレでは元イタリア代表のスター選手、ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)氏、クリスティアン・ヴィエリ(Christian Vieri)氏、フランコ・バレージ(Franco Baresi)氏らが出場した。

 46歳のバッジョ氏はこの試合にかかわる様々な行事に出席したが、ファンが出場を熱望したものの、膝の負傷のためプレーすることはなかった。しかしグロリエ・アッズーレは、39歳のヴィエリ氏が前半に2得点を挙げた。

 Jリーグ・レジェンド・プレーヤーズは、ハーフタイム直前にJリーグ現役最年長選手、46歳の三浦知良(Kazuyoshi Miura)がヘディングシュートを決めて点差を詰めた。

 試合を盛り上げるため、1993年にアジア年間最優秀選手賞(Asian Footballer of the Year)を受賞している三浦はハーフタイム後にブルーのユニホームを着てグロリエ・アッズーレの選手としてプレーした。その逆に、元ユベントス(Juventus)のストライカーで、現役最後のキャリアをJリーグで送った48歳のサルバトーレ・スキラッチ(Salvatore Schillaci)氏がJリーグ・レジェンド・プレーヤーズに加わった。

 試合は、福西崇史(Takashi Fukunishi)氏の同点ゴールで2-2の引き分けに終わった。(c)AFP