【5月1日 AFP】サッカーの元フランス代表選手エリック・ディ・メコ(Eric di Meco)氏がラジオのリスナーとの賭けに負け、ネズミを食べる羽目に陥った。

 3年前、ディ・メコ氏の古巣オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)にスペイン出身のディフェンダー、セサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)選手が加入した際、クラブの当時の会長ジャンクロード・ダシエ(Jean-Claude Dassier)氏は「スペイン代表の未来の右サイドバックだ」と評した。

 しかし、現役時代に同じディフェンダーだったディ・メコ氏はこの評価を一蹴。ラジオ局RMCのリスナーに向かって「もしもそんなことが起こったら(アスピリクエタが代表になったら)、ネズミを食べてやる」と豪語した。

 そして2013年。アスピリクエタはイングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)の右サイドバックでレギュラーの座を獲得し、先日にはスペイン代表デビューを果たした。

 ディ・メコ氏はリスナーとの約束を守り、ラジオ本番中にネズミの一種、ヌートリアを食べたという。(c)AFP