【4月4日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2013(AFC Champions League 2013)は3日、各地でグループリーグ第3節の試合が行われ、グループHの柏レイソル(Kashiwa Reysol)は6-2で水原三星ブルーウィングス(Suwon Bluewings)に勝利し、3連勝を挙げた。  ブルーウィングスがPKを3度ミスする中、後半だけで7点が入った乱打戦をレイソルが制した。

 レイソルは前半16分に田中順也(Junya Tanaka)のゴールで先制点を挙げた。後半に入ると試合は一気に活気づき、ブルーウィングスのジェナン・ラドチッチ(Dzenan Radoncic)がPKを外した後、レイソルは栗澤僚一 (Ryoichi Kurisawa)が追加点を挙げた。その直後にブルーウィングスは崔在洙(Choi Jae-Soo、チェ・ジェス)が1点を返したが、レイソルの工藤壮人(Masato Kudo)が後半10分にチームの3点目を挙げた。

 ブルーウィングスはさらに鄭大世(Jong Tae-Se、チョン・テセ)がPKをミスしてしまい、その直後に田中がこの日2点目のゴールを決めて4-1とした。ようやくステビツァ・リスティッチ(Stevica Ristic)がPKを決めたブルーウィングスだったが、その後再びPKを外し、レイソルは栗澤と工藤がそれぞれ自身この試合2点目となる追加点を挙げた。

 同日行われた同組の試合では、ACLで過去14戦1勝のセントラルコースト・マリナーズ(Central Coast Mariners FC)が2-1で貴州人和(Guizhou Renhe)に勝利した。この勝利でマリナーズは独走するレイソルに続いて2位に浮上した。

 一方、グループFの浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は1-3で全北現代(Jeonbuk Motors)に敗れた。  大会制覇の経験を持つ両クラブの対決で、レッズは前半6分、槙野智章(Tomoaki Makino)のドリブルを利用した原口元気(Genki Haraguchi)が先制点を挙げた。

 その5分後、原口はリードを2点に広げるチャンスを手にしたもののこれはゴールにつながらず、ハーフタイム直前に放ったヘディングシュートも相手GKに阻まれた。

 後半に入り全北現代は7分に李承ギ(Lee Seung-Gi、イ・スンギ)が同点とし、同19分には李同国(Lee Dong-Gook、イ・ドングク)がダイビングヘッドで勝ち越しゴールを決めると、さらにその6分後にはエニーニョ(Enio Oliveira Junior 'Eninho')が勝利を決定づけるカーブをかけたシュートを決めた。

 同組のもう1試合では広州恒大(Guangzhou Evergrande FC)が4-0でムアントン・ユナイテッド(Muangthong United)に大勝している。(c)AFP/Talek Harris