【1月22日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)からトルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)に移籍が決まったオランダ代表のウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)が21日、長期に渡った去就問題が解決ついたことについて「とても嬉しい」と語った。

 スナイデル獲得に食指を動かしていたクラブのひとつだったガラタサライは、その粘り強さで20日にスナイデルとの契約合意にこぎつけた。移籍金は推定約750万ユーロ(約9億円)で、契約期間は2016年6月まで。

 トルコに向かうためミラノ・リナーテ国際空港(Milan Linate International Airport)に到着したスナイデルは、自家用ジェット搭乗を前に、「折り合いをつけることが出来てとても嬉しい。インテルと自分、両者が満足できる結果になった」とコメントした。

 インテルの主力選手として活躍したスナイデルは、2009-10シーズンに当時チームの指揮を執っていたジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2009-10)制覇を果たし、国内リーグ戦とイタリア杯を含めた3冠達成に大きく貢献した。

 しかし、今シーズン途中にインテル側がスナイデルに対して減俸と給与の増額なしでの契約1年延長を求めたため、両者は決裂していた。
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