【3月13日 AFP】ブラジルサッカー連盟(Brazilian Football Confederation、CBF)は12日、長らく汚職疑惑の渦中にあるリカルド・テイシェイラ(Ricardo Teixeira、64)会長の辞任を発表した。

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)組織委員会(LOC)の委員長も辞任したテイシェイラ氏の後任には、元サンパウロ(Sao Paulo)州知事のジョゼ・マリア・マリン(Jose Maria Marin、79)氏が就く。

 1989年からCBFの会長を務めていたテイシェイラ氏は、90年代にスポーツマーケティング企業のISLから数百万ドルの賄賂を受け取っていたと批判を受け、2008年にはブラジル代表チームの行った親善試合から得た公的資金を流用したとされている。

 テイシェイラ氏は、これまで一貫して潔白を主張している。(c)AFP

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