【3月8日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)は7日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の5得点の活躍などで7-1でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen) に勝利し、2試合合計スコアを10-2として準々決勝に進出した。

 第1戦で1-3で敗れているレバークーゼンにとって、チャンピオンズリーグでは直近のホーム戦13試合で無敗記録を更新するバルセロナの勢いを止めることは難しい課題だった。

 バルセロナは、前半25分と同42分にメッシの挙げたゴールで2-0とリードして前半を折り返した。迎えた後半4分にハットトリックを達成したメッシは、同13分、同39分にもネットを揺らした。クリスティアン・テージョ(Christian Tello)も2得点を挙げたバルセロナは、レバークーゼンの反撃を試合終了間際のカリム・ベララビ(Karim Bellarabi)の1得点に抑えた。

 欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)準々決勝のアーセナル(Arsenal)戦で達成した1試合4得点という記録を破り、大会史上初の1試合5得点を記録したメッシは、今大会では7試合目の出場で、通算ゴール数を12に伸ばした。

 試合後にメッシは、「5点を挙げられたことは素晴らしい、僕は幸せだ。それでも今夜大事なことは試合に勝利して準々決勝に進出することだった」とコメントし、さらに「今後はどのチームと対戦してもとても複雑な試合となるだろう。良いクラブしか残っていないからね。国内リーグは厳しいけれど、チャンピオンズリーグのタイトルも守りたいしスペイン国王杯(Copa del Rey 2011-12)も忘れてはいない」と付け加えた。(c)AFP/Tim Hanlon

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