【3月7日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2012(AFC Champions League 2012)は6日、各地でグループリーグ第1節の試合が行われ、グループFではFC東京(FC Tokyo)が2-0でブリスベーン・ロア(Brisbane Roar、オーストラリア)に勝利した。

 AFCチャンピオンズリーグ初参戦のFC東京が、オーストラリアのプロサッカーリーグ、Aリーグ(A-League)王者を破った。

 ブリスベーン・ロアが試合の主導権握る中、FC東京はより速く、冷静なプレーを見せ、前半ロスタイムに谷澤達也(Tatsuya Yazawa)のゴールで先制すると、後半10分には長谷川アーリアジャスール(Aria Jasuru Hasegawa)が追加点を挙げた。

 FC東京のランコ・ポポヴィッチ(Ranko Popovic)監督は試合後、「選手たちが日本のポテンシャルを示してくれたことを誇りに思う。抜け目ない戦いぶりをして、常に相手より先んじていた」とコメントした。

 同グループのもう1試合では、蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)が2-1で北京国安(Beijing Guoan、中国)に勝利している。

 一方グループEでは、ガンバ大阪(Gamba Osaka)がホームで浦項スティーラース(Pohang Steelers、韓国)に0-3で敗れた。また、アデレード・ユナイテッド(Adelaide United、オーストラリア)が2-1でFCブニョドコル(FC Bunyodkor、ウズベキスタン)を下している。(c)AFP