【1月12日 AFP】2011年の国際サッカー連盟(FIFA)表彰で世界年間最優秀女子選手「女子FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に選出された日本代表の澤穂希(Homare Sawa)が11日、表彰式で華麗な着物姿を披露するため、表彰式が開催されたスイスに2名のアシスタントを帯同させたことを明らかにした。

 サッカー女子W杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)で活躍し、主将として日本女子代表を優勝に導いた澤は、国内ではパワフルなスポーツ選手としての印象が強く、公の場にも化粧をせずに登場することが多い。

 しかしスイスのチューリヒ(Zurich)で行われた表彰式で澤は、2011年10月に行われた天皇、皇后両陛下が主催する秋の園遊会と同じ鮮やかな水色の着物姿で登場し、注目を集めた。

 日本女子代表は淡いピンクの花「なでしこ」の愛称で親しまれており、澤の美しい着物姿と結われた髪型は、多くの人々を驚かせた。

 澤は「清楚で、栄誉ある舞台で際立つ着物での出席を日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)の方々が勧めてくれました。本当に美しかったです。準備に付き添ってくれた2名のアシスタントさんは、早朝から化粧や着付けを手伝ってくれました」と話した。(c)AFP