【12月16日 AFP】(写真追加)11クラブW杯(2011 FIFA Club World Cup)に出場しているFCバルセロナ(FC Barcelona)は15日、アル・サード(Al-Sadd)との準決勝で左すねを骨折したダビド・ビジャ(David Villa)が、最大5か月は戦列を離脱することを発表した。

 バルセロナ退団の可能性が噂されていたビジャは、アル・サードとの試合中に負傷したため担架で運ばれ、前半39分にピッチを後にした。

 FCバルセロナはチームの公式サイトで、「バルセロナとビジャにとって悪い知らせです。ビジャは左足のすねを骨折しました。戦列復帰には4か月から5か月間の戦線離脱を余儀なくされます」と発表した。

 FCバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「一刻も早くバルセロナに帰国し、手術することになる。戦列復帰するには時間がかかるだろう。ほかの選手にはロッカールームで現状を説明した。1日も早い復帰を祈っている」とコメントした。また、ビジャの移籍問題に質問が及ぶと「今はそのことについて話すべき時ではない。その話題は彼に対するリスペクトに欠ける」と答えた。

 また、チームメイトのハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)は「ビジャの負傷は本当に残念だ。全力でサポートしていきたい」とコメントしている。

 2010年にバレンシア(Valencia CF)からFCバルセロナに加入したビジャは、自身のフェイスブック(Facebook)で、「みなさんの多くのサポートに感謝しています。怪我を負ったことは残念だが、できる限り早く復帰することを約束し、(チームメイトが勝ち進んでくれると信じている)欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)と、ウクライナとポーランドが共催する欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)に出場できるように努力します」と語った。(c)AFP