【12月15日 AFP】(記事更新、写真追加)11クラブW杯(2011 FIFA Club World Cup)は14日、愛知県の豊田スタジアム(Toyota Stadium)で準決勝が行われ、サントスFC(Santos FC)が3-1で柏レイソル(Kashiwa Reysol)を下した。

 サントスは試合前から注目を集めていた19歳のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が活躍を見せ、FCバルセロナ(FC Barcelona)との対戦が期待される18日の決勝に駒を進めた。

 欧州強豪クラブが獲得に興味を示し、バルセロナに所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)と比較されるブラジル代表のネイマールは前半19分、ペナルティーエリアの外から利き足ではない左足でカーブをかけたシュートをゴール左隅に決め、先制点を奪った。

 続く同24分にボルジェス(Humberlito Borges Teixeira)が追加点を挙げたサントスは、後半9分にジョルジ・ワグネル(Jorge Wagner)のコーナーキック(CK)からレイソルの酒井宏樹(Hiroki Sakai)に1点を返されたものの、同18分にダニーロ(Danilo Luiz da Silva)がフリーキック(FK)を直接決め、レイソルを突き放した。

 一方、サントスとレイソルの準決勝の前に行われた5位決定戦では、CONCACAFチャンピオンズリーグ(CONCACAF Champions League 2010-11)王者のモンテレイ(Monterrey)が3-2でCAFチャンピオンズリーグ2011(CAF Champions League 2011)王者のエスペランス(Esperance)を下した。先制点を許したモンテレイは、その後の9分間で3得点を奪い、エスペランスを逆転した。

 欧州王者のFCバルセロナは、15日の準決勝でアジア王者のアル・サード(Al-Sadd)と対戦する。(c)AFP/Peter Stebbings

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