【12月14日 AFP】11クラブW杯(2011 FIFA Club World Cup)に出場するFCバルセロナ(FC Barcelona)は13日、横浜市内での練習前に東日本大震災で被災した福島県出身の子どもたちと交流した。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)やシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)をはじめとするFCバルセロナの選手たちは、Jリーグ1部(J1)の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)の練習場で、福島県出身の子どもたち11人にバルセロナのシャツをプレゼントし、記念撮影を行った。

 メッシと握手を交わした17歳の新妻光(Hikari Niitsuma)さんは、「本当に嬉しい。(メッシと握手した手は)洗えないです」と喜んだ。

 FCバルセロナのジェラール・ピケ(Gerard Pique)は「彼らに会えて嬉しい。練習見学やプレゼントを喜んでもらえれば光栄だ」とコメントした。
 
 クラブW杯初戦となるアル・サード(Al-Sadd)との準決勝を15日に控えたFCバルセロナは、10日に行われたレアル・マドリード(Real Madrid)との伝統の一戦「エル・クラシコ(el clasico)」に3-1で勝利した14時間後に来日を果たした。ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は12日の練習後に自由時間を与え、選手たちは東京観光や日本食で英気を養った。(c)AFP