【12月6日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、2011年の世界最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」などの最終候補者を発表した。

 男子の最優秀選手候補には、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)とシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)、同リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の3人が残った。

 メッシは、2009年に仏サッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選ぶ世界年間最優秀選手「バロンドール(Ballon d'Or)」とFIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)を受賞し、2010年にはその両賞を統合したFIFAバロンドールを手にしている。

 また、クリスティアーノ・ロナウドは、2008年に両賞の受賞歴を持っている。

 一方、女子の最優秀選手候補には2010年の受賞者、ブラジル代表のマルタ(Marta)、米国代表のアビー・ワンバック(Abby Wambach)、そして女子サッカーW杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)で優勝を飾り、得点王にも輝いた日本代表の澤穂希(Homare Sawa)が残っている。

 投票は、FIFA加盟208か国の代表チームの監督と主将、そして「フランス・フットボール」誌の選定した記者によって行われ、授賞式は2012年1月9日に行われる。(c)AFP/Tom Williams

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