【11月10日 AFP】サッカーブラジル1部リーグのサントスFC(Santos FC)は9日、ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)との契約を更新したと発表した。

 これまでにスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)をはじめ、欧州の主要クラブへの移籍が噂され、9月には自ら記者会見を開き、2012年1月の移籍は考えていないと明言していたネイマールは、今回の契約更新により2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)までブラジル国内でプレーする可能性が高くなった。

 サントスのルイス・フィリペ・ビエイラ(Luis Filipe Vieira)会長は「交渉は良い結果に終わり、ネイマールは2014年のW杯までサントスでプレーすることになった。レアル・マドリードやバルセロナではなくね」とコメントした。

 ブラジル代表として出場したコパ・アメリカ2011(2011 Copa America)では準々決勝敗退に終わったものの、サントスをリベルタドーレス杯2011(Copa Libertadores de America 2011)制覇に導いたネイマールは、関心を示していた他クラブに感謝の意を述べながらも「人生で選択することは重要で、僕の場合はサントスだったんだ。家族とブラジルにいることができる選択ができてとても幸せだよ」と語った。(c)AFP