【10月12日 AFP】(記事更新、写真追加)2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア3次予選は11日、各地で行われ、グループCの日本はタジキスタンに8-0で大勝した。

 9月6日のW杯3次予選でウズベキスタンと1-1で引き分け、10月7日のベトナムとの親善試合では1-0で勝利しながらも低調なパフォーマンスに終わった日本は、得点力不足により溜まった苛立ちを大量得点で払拭し、通算成績2勝1分けの勝ち点7でグループCの首位を守った。

 前半11分にハーフナー・マイク(Mike Havenaar)の代表初得点となるヘディングで先制した日本は、同19分に岡崎慎司(Shinji Okazaki)、同35分に駒野友一(Yuichi Komano)が追加点を奪うと、41分には元セレッソ大阪(Cerezo Osaka)で現在はドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)がゴールを決めた。

 前半を4-0で折り返した日本は、後半開始直後にハーフナーがこの日2得点目となるゴールを決めると、同11分に中村憲剛(Kengo Nakamura)、同23分に再び香川、同29分には岡崎がこの日2得点目となるゴールを決め、タジキスタンを退けた。

 試合後、日本のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は「我々にとって非常に気持ちのいい勝利だった。この試合に対するファンの期待の高さは分かっていたし、選手が素晴らしいパフォーマンスでその期待に応えてくれた。2月の最終節の前に3次予選突破を決めたい」と話した。

 同日行われたグループCのもう1試合では、ウズベキスタンが1-0で北朝鮮に勝利し、C組首位の日本と勝ち点7で並んだ。

 そのほかの試合では、オーストラリアが3-0でオマーンに快勝し、3連勝の勝ち点9でグループDの首位を守り、グループBの韓国は2-1でアラブ首長国連邦(UAE)に勝利した。(c)AFP