【9月10日 AFP】ロシア・プレミアリーグのアンジ・マハチカラ( Anzhi Makhachkala)に加入したサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が10日、チームに合流して初練習に臨んだ。

 アフリカ年間最優秀選手(African Footballer of the Year)を4度受賞しているエトーは、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)から移籍金2500万ユーロ(約27億5000万円)でアンジに移籍し、3年契約で年俸はサッカー界では最高となる年俸2050万ユーロ(約22億6000万円)とされている。

 7日に起きたロシアのプロアイスホッケーチーム「ロコモティブ・ヤロスラブリ(Lokomotiv Yaroslavl)」の選手を乗せた飛行機の墜落事故を受け、黙とうから始まった練習には5千人もの人が押し寄せた。

 練習後に行われた会見で、大きな歓迎を受けて驚いていると明かしたエトーは、多大な期待に応えるため真剣に努力すると語った。エトーの新天地でのデビューは、11日に行われるFCヴォルガ・ニジニ・ノヴゴロド(Volga Nizhny Novgorod)戦になると見られている。

 アンジは1月にスレイマン・ケリモフ(Suleiman Kerimov)氏に買収されて以降、ロベルト・カルロス(Roberto Carlos)、ユーリ・ジルコフ(Yuri Zhirkov)を獲得し、現在はロシアリーグ6位につけている。(c)AFP/Laetitia Peron

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