【8月4日 AFP】日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅FC(Matsumoto Yamaga FC)は4日、サッカー元日本代表ディフェンダー(DF)の松田直樹(Naoki Matsuda)選手が死去したと発表した。

 Jリーグ1部(J1)の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)を退団し、2011シーズンから松本山雅FCに加入した松田選手は、2日の練習中に倒れ、意識不明となっていた。その後、病院に搬送された松田選手は、急性心筋梗塞と診断され、人工心肺装置を使用した延命措置が行われていた。

 松田選手が入院していた病院には松本山雅FCのチームメイト、元チームメイト、サポーターが見舞いに訪れ、回復を祈っていた。

 松田選手は日本が16強入りした2002年サッカーW杯日韓共催大会で4試合に出場するなど、日本代表として通算40試合に出場した。2005年以降は、当時日本代表の指揮を執っていたジーコ(Zico)監督との確執により、代表チームに召集されなかった。(c)AFP