【7月26日 AFP】アルゼンチンサッカー協会(Asociacion del Futbol Argentino、AFA)は25日、同国代表のセルヒオ・バティスタ(Sergio Batista)監督の解任を発表した。

 AFAはバティスタ氏の処遇を話し合うため、25日に会議を開いていた。

 サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)終了後にディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏の後任として代理監督を務めた後、代表監督に正式就任したバティスタ氏だったが、開催国で優勝が期待されていたコパ・アメリカ2011(2011 Copa America)の準々決勝でウルグアイとのPK戦に敗れ、解任は時間の問題とされていた。

 2008年の北京五輪でアルゼンチンを金メダルに導いたバティスタ氏は、代表監督就任後の17試合で8勝3敗6分けの成績を残している。

 後任には、2009年にアルゼンチン1部リーグのエストゥディアンテス(Estudiantes)を率いてリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)を制したアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)氏、パラグアイ代表監督のヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)氏の名前が挙がっている。

 また、AFAは8月10日にブカレスト(Bucharest)で予定されていたルーマニアとの親善試合を中止することを発表しており、アルゼンチン代表の次戦は、10月から始まる2014年のサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選前に予定されている親善試合となる。(c)AFP