【7月17日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー、コパ・アメリカ2011(2011 Copa America)は16日、準々決勝の2試合が行われ、開催国アルゼンチンが1-1の末迎えたPK戦に4-5で敗れ、ウルグアイが準決勝進出を決めた。

 ウルグアイが前半6分にディエゴ・ペレス(Diego Perez)のゴールで先制すると、アルゼンチンは同18分にゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が同点ゴールで試合を振り出しに戻した。

 1-1で迎えた同38分、ウルグアイはペレスがこの試合2枚目のイエローカードで退場処分となったが、アルゼンチンも後半42分にハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)が、ルイス・スアレス(Luis Suarez)へ後ろからタックルして同じく2枚目のイエローカードを受けピッチを去り、両国は10人ずつで90分間を終えた。

 延長戦でも決着がつかず迎えたPK戦で、途中出場のカルロス・テベス(Carlos Tevez)がウルグアイのGKフェルナンド・ムスレラ(Fernando Muslera)にシュートをセーブされ、アルゼンチンの1993年大会以来となる優勝の望みが絶たれた。

 もう1試合では、ペルーが2-0でコロンビアを下し、ベスト4に駒を進めている。スコアレスで迎えた延長前半11分、カルロス・ロバトン(Carlos Lobaton)のゴールで先制したペルーは、延長後半6分にファン・バルガス(Juan Vargas)の得点でコロンビアを突き放し、勝利した。(c)AFP/Oskar Laski