【5月26日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の会長に立候補しているアジア・サッカー連盟(Asian Football ConfederationAFC)のモハメド・ビン・ハマム(Mohamed Bin Hammam)会長に25日、汚職疑惑が持ち上がった。

 FIFAのチャック・ブレーザー(Chuck Blazer)理事が同日、声明で、ビン・ハマム氏とFIFAのジャック・ワーナー(Jack Warner)副会長のほか2人を贈収賄の疑いで29日の倫理委員会に召喚したと発表した。

 ビン・ハマム氏は疑惑をただちに否定。6月1日にスイス・チューリヒ(Zurich)で行われる会長選のちょうど1週間前の今回の発表について、4選を目指すジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長の政治的意図が働いたものだと主張している。(c)AFP/Rob Woollard