【1月14日 AFP】中東カタールで開催中のサッカー・アジアカップ(Asian Cup)は現地時間の13日、1次リーグB組の2試合が行われ、日本はシリアと対戦し、2-1で勝利した。

 日本代表は前半35分、長谷部誠(Makoto Hasebe)のゴールで先制するが、後半27分、不可解な判定でGK川島永嗣(Eiji Kawashima)が退場となってしまう。シリアは川島のファウルで得たPKをフィラス・アルカティブ(Firas Al Khatib)が決め、1-1の同点に追いつく。だが、後半37分、岡崎慎司(Shinji Okazaki)がゴール前で倒されて得たPKを、本田圭佑(Keisuke Honda)が見事に決め、日本は追いすがるシリアを2-1で退け、勝利した。

 試合後のインタビューで、アルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)日本代表監督は、「日本の一方的な試合だった。日本は10人になっても、選手が11人にいるようだった。選手たちは勇敢に戦った」と、選手たちをたたえた。

 日本対シリア戦に先立ち行われたヨルダンとサウジアラビアの試合は、ヨルダンが3度の優勝経験を持つサウジアラビアに1-0で勝利し、B組は日本とヨルダンが勝点4で並んだが、総得点で日本が上回り同組の首位に立った。(c)AFP/Shigemi Sato