W杯誤審騒動の主審4人、準々決勝以降の担当審判から外れ帰国へ
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【6月30日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は29日、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の準々決勝以降を担当する審判団を発表した。その結果、誤審騒動を起こした4人の審判が担当を外れ、帰国することになった。 担当審判から外されたのは、決勝トーナメント1回戦、ドイツ対イングランド戦で、イングランドのフランク・ランパード(Frank Lampard)のシュートをノーゴールとした、ウルグアイのホルヘ・ラリオンダ(Jorge Larrionda)主審と、同じくアルゼンチン対メキシコ戦で、明らかにオフサイドポジションにいたアルゼンチンのカルロス・テベス(Carlos Tevez)の得点を認めた、イタリアのロベルト・ロゼッティ(Roberto Rosetti)主審。 さらに、予選リーグ、ブラジル対コートジボワール戦で、ブラジルのルイス・ファビアーノ(Luis Fabiano)が明らかに両腕を使って決めたゴールを認めた、フランスのステファン・ラノイ(Stephane Lannoy)主審や、同じく米国対スロベニア戦で、米国のモーリス・エドゥー(Maurice Edu)のゴールを認めなかった、マリのコマン・コウリバリー(Koman Coulibaly)主審が担当から外された。 準々決勝以降を担当する主審は、日本の西村雄一(Yuichi Nishimura)主審を含む19人となった。(c)AFP