【2月23日 AFP】サッカー元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)が22日、2011年で現役を引退する意向を明かした。

 FIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)を3度受賞し、「フェノメノ(Fenomeno、怪物)」の愛称で知られるロナウド(33)は、サンパウロ(Sao Paulo)で記者会見を行い、けがに苦しめられた輝かしいキャリアに終止符を打つことを明言した。

 現在所属するコリンチャンス(Corinthians)と2011年シーズン終了まで契約を延長したこと明かしたロナウドは、「2年間契約を延長した。これが最後の契約になるだろう。すべてを出し尽くしたい。楽しみたいし、いくつかタイトルを取って終わりにしたい」と語ったと伝えられている。

 また、ブラジル代表として97試合に出場し62得点を記録しているロナウドは、「(南アフリカに)行くチャンスはある。その次(2014年のブラジル大会)はあり得ない。かなり先のことだし、時間は過ぎていくからね」とコメントし、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)への出場に意欲を示している。(c)AFP