【1月15日 AFP】イタリア税務当局がサッカーアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)監督から押収したダイヤモンドのイヤリングが14日、オークションで2万5000ユーロ(約330万円)で落札された。

 イタリア税務当局は、2009年9月にマラドーナ監督が減量クリニックでモデナ(Maradona)を訪れた際、税金の滞納を理由にイヤリングを押収していた。

 イヤリングは、予想入札額8000ユーロ(約110万円)の3倍以上の値段で落札されたが、マラドーナ監督は3600万ユーロの税金を滞納している。

 約30人がイタリア北部ボルツァーノ(Bolzano)で開催されたオークションに参加し、落札者の女性は氏名と落札理由の公開を拒否している。

 ナポリ(SSC Napoli)に所属していた1986年から1991年にかけて所得税を滞納したマラドーナ監督は、2005年に裁判所から3600万ユーロの支払いを命じられ、判決から1年後の2006年にはチャリティーマッチのため訪れたナポリで高級腕時計2本を押収されている。(c)AFP