【12月20日 AFP】(写真追加、一部訂正、記事更新)09クラブW杯(2009 FIFA Club World Cup)決勝、エストゥディアンテス(Estudiantes)対FCバルセロナ(FC Barcelona)。試合は延長戦の末にバルセロナが2-1で勝利し、クラブ世界一に輝いた。

 前半37分にエストゥディアンテスのマウロ・ボセッリ(Mauro Boselli)に先制点を許したバルセロナだったが、後半終了間際にペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)のゴールで同点に追いつくと、延長後半5分にリオネル・メッシ(Lionel Messi)が決勝点を挙げた。

 スペイン1部リーグ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2008-09)、スペイン国王杯(Copa del Rey)、スペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2009)、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2009)に続いてクラブW杯を制したバルセロナの2009年は、6冠で幕を閉じた。

 開始直後から試合を支配したバルセロナだったが、エストゥディアンテスの守備をこじ開けることができず、前半37分にはフアン・マヌエル・ディアス(Juan Manuel Diaz)の左サイドからのクロスからエリック・アビダル(Eric Abidal)に競り勝ったボセッリがヘディングシュートを決め、まさかの先制を許した。

 後半に入り、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とメッシを中心に攻勢に出たバルセロナは、同44分にジェラール・ピケ(Gerard Pique)が落としたボールに途中出場のペドロが頭で合わせて同点とすると、延長後半5分にはダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)のクロスからメッシが胸で決勝点を奪い、クラブW杯初優勝を果たした。(c)AFP