【12月18日 AFP】オランダ・エールディビジのVVVフェンロ(VVV Venlo)に所属する日本代表のミッドフィールダー(MF)本田圭佑(Keisuke Honda)が17日、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に移籍する可能性が高いと報じられた。CSKAモスクワは、本田の移籍が濃厚とされていたPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)を上回る条件を提示したと伝えられている。

 スポーツニッポン(Sports Nippon)は、ロシアの強豪CSKAモスクワが23歳の本田獲得に600万ユーロ(約7億7000万円)を準備していると報じた。

 オランダのPSVやアヤックス(Ajax)への移籍も依然として有力視されているが、同紙はCSKAモスクワがPSVより魅力的な条件を提示したと伝えている。

 また、日刊スポーツ(Nikkan Sports)は、本田がチーム練習後に「ここ数日間で決断をしないとならない。みんなにとっては驚きのことが起きるかもしれない。自分を本気でほしがっているクラブでプレーしたい。現状でそれを感じるクラブはある。あとは条件とか細かなところをクリアにできれば」と語ったと報じている。

 フィジカルの強さとフリーキックに定評のある本田は、4シーズンを過ごしたJリーグ1部(J1)の名古屋グランパス(Nagoya Grampus)から2008年1月にVVVフェンロに移籍し、以来67試合に出場して24得点を記録している。

 また、2008年6月に日本代表デビューを飾った本田は、10試合で3得点を記録している。(c)AFP