【12月17日 AFP】(記事更新、写真追加)09クラブW杯(2009 FIFA Club World Cup)準決勝、アトランテ(Atlante FC)対FCバルセロナ(FC Barcelona)。試合はバルセロナが3-1で勝利し、決勝に進出した。

 試合開始5分でアトランテのギジェルモ・ロハス(Guillermo Rojas)に先制点を許したバルセロナは、前半35分にセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)の得点で同点に追いつくと、後半10分に途中出場のリオネル・メッシ(Lionel Messi)の得点で勝ち越しに成功し、同22分にはペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が追加点を記録した。

 19日の決勝でバルセロナは、浦項スティーラース(Pohang Steelers)を2-1で下したエストゥディアンテス(Estudiantes)と対戦し、アトランテは3位決定戦に回った。

 2008-09シーズンにスペイン1部リーグ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、スペイン国王杯(Copa del Rey)の3冠を達成したジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるバルセロナは、前半5分にゴールキーパー(GK)ビクトル・バルデス(Victor Valdes)をかわしたロハスに得点を決められ、アトランテにリードを奪われた。

 その後ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)やアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が決定機を作るも得点できなかったバルセロナは迎えた35分、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)のコーナーキック(CK)からのクロスをヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)がヘディングで流し、最後はブスケッツが得点を決めて同点に追いついた。

 後半に入るとバルセロナは、途中出場のメッシがピッチに立ってわずか2分後に得点を記録してリードを奪い、観衆を喜ばせると、同22分にはイニエスタのパスを受けたペドロがチーム3得点目を挙げ、試合を決定づけた。

 同日行われた5位決定戦は、オークランド・シティ(Auckland City FC)が3-2でTPマゼンベ(TP Mazembe)を下している。(c)AFP