【11月19日 AFP】(写真追加、記事更新)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州プレーオフ、スロベニア対ロシア第2戦。試合はスロベニアが1-0で勝利し、2試合合計スコアは2-2となるもアウェーゴールで上回るスロベニアが本大会出場を決めた。

 2人退場者を出したロシアをアウェーゴールで下したスロベニアが、初出場した2002年日韓大会以来2度目のW杯出場を果たした。

 前半終了間際にスロベニアは、ヴァルテル・ビルサ(Valter Birsa)の右サイドからのクロスにズラトコ・デディッチ(Zlatko Dedic)が合わせ、この試合唯一の得点を挙げた。

 15日にモスクワ(Moscow)で行われた第1戦でスロベニアは、ロシアのディニヤル・ビリャレトディノフ(Diniyar Bilyaletdinov)に2点を決められたが、終了2分前にネイチ・ペツニク(Nejc Pecnik)の得点で1点を返し第2戦に望みをつないでいた。

 前半はチャンスらしいチャンスを迎えることができなかったロシアは、後半ロスタイムにユーリ・ジルコフ(Yuri Zhirkov)が退場となり、本大会出場の望みは完全に絶たれた。(c)AFP