【11月13日 AFP】サッカー日本代表でセンターバックを務める田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka、28)が、Jリーグ1部(J1)の浦和レッズ(Urawa Reds)を退団し海外移籍する意向を固めた。日刊スポーツ(Nikkan Sports)が13日、報じた。日本代表の海外遠征から帰国した後に代理人と相談し、25日までに最終決定を下すという。

 すでに、闘莉王にはカタール、アラブ首長国連邦(UAE)のクラブに加え、英イングランド・プレミアリーグやスペイン、ポルトガル、オランダのクラブからもオファーが来ているという。

 闘莉王は、「浦和レッズを愛している。その気持ちはチームを離れても変わることはない。サポーターには心の底から感謝している」と浦和への思いを口にしながらも、「自分のサッカー人生も大事にしたい」と海外移籍を決意した心境を語った。(c)AFP