【11月11日 AFP】ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、負傷している足首の検査を受けた結果、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選プレーオフのボスニア・ヘルツェゴビナ戦に出場できないことが10日、分かった。

 ポルトガルのカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督は、14日にポルトガル・リスボン(Lisbon)で第1戦、18日にボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァ(Zenica)で第2戦が行われるプレーオフに向け、クリスティアーノ・ロナウドの所属するレアル・マドリード(Real Madrid)の反対を受けながらも同選手を招集する意向を明かしていたが、ポルトガルサッカー連盟(Federacao Portuguesa de Futebol、以下FPF)は、クリスティアーノ・ロナウドの体調が十分でないとした。

 FPFは「クリスティアーノ・ロナウドは、プレーオフを控えたチームの練習に参加するには十分な健康状態でない」と声明を発表している。

 レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウドが遠征することも十分な状態でないとし、FPFとレアル・マドリードは対立していた。

 レアル・マドリードの医師は5日、足首の負傷から回復するためには最低でもさらに2週間は必要であるとしていた。

 クリスティアーノ・ロナウドは「ボスニアとのプレーオフという大事なときにチームを助けられないのは本当に悔しい」と語っている。(c)AFP

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